キャリアを重ねて、見えた景色
入社後は、国内線のオペレーターとして、お客さまから電話でいただくお問い合わせの対応業務に携わりました。電話対応は、お客さまの表情が見えない分、言葉遣いや声のトーンに気を配り、正確かつ迅速な対応が求められます。
最初は難しさを感じることもありましたが、お客さまをお待たせしないよう、よくある質問をまとめた資料を作成するなどの工夫をしながら対応することで、お客さまのお困りごとをスムーズに解決できたときに、この仕事の貢献度の高さを実感しました。
その後、JAL本社に出向し、Webサイト検証プロジェクトに1年間参加しました。コロナ禍ということもあり、テレワーク中心の業務となりましたが、これまでとは全く異なる間接部門の仕事の進め方を経験でき、視野が広がりました。同時に、自分で考えながら行動することの重要さを感じました。
プロジェクト終了後は、JALナビアに戻り、経営企画室に異動。そして現在は、VOC分析(Voice Of Customer: 顧客の声)に携わっています。お客さまから寄せられるお問い合わせ内容を分析し、Webサイトやサービスの改善につなげています。
具体的には、お問い合わせ内容を分類し、それぞれのカテゴリーでどのような課題があるのかを分析することで、Webサイトの改善や、お客さまにとってより使いやすいサービスの提供を目指しています。
オペレーターの経験があるからこそ、お客さまの視点に立って考えることができ、より良いサービスを提供するための改善点が見えてくるのです。