株式会社JALナビア

働く環境づくり|健康経営への取り組み

健康経営への取り組みWORK

JALナビア健康経営宣言

健康経営とは健康づくりそのものがゴールではなく、社員皆さんご自身とご家族が
心身ともに健康であることを原点とし、社員の皆さん、つまり「人」が持つ創造力、
生産力などの無形のエネルギーを育むことで明るい未来のある企業に成長し続ける
ことだと思います。
JALナビアの「ありたい姿」は、お客さまとJALグループとをつなぐコンタクト
センターとしての役割を果たすとともに、お客さまにさらに喜ばれるような
新しい価値創造を実現することです。
社員一人一人が心身ともに健康であるためには、快適な職場環境
「居心地よく働ける“場”をつくること」と
「コミュニケーションを活性化させる“場”をつくること」の2つが不可欠だと
思っています。
人生において会社にいる時間はとてつもなく長く、せっかくなら、その時間が
楽しく、やりがいを感じるかけがえのない時間であって欲しいと願っています。
私が先頭に立ち、社員とご家族の健康意識向上と、環境を整備することを、
私の健康経営宣言といたします。

濱 みどり 株式会社JALナビア 代表取締役社長

健康経営の目的

  1. 病気理由における欠勤・休職・退職者減少
    社員、その家族が心身ともに健康であることが経営の原点。社員の心身のストレス低下を、社員が心身共に幸福であることに
    つなげ、一人一人のパフォーマンス向上を目指します。
  2. 仕事のやりがい・働きがい向上
    お客さまとJALグループをつなぐコンタクトセンターとしてのやりがい・働きがいを感じられる環境・仕組みを構築し、
    高ストレス者の割合減少につなげます。
  3. 社内コミュニケーション活性化
    「伝えた」から「伝わる」コミュニケーションへの変革を経営層から行い、
    コミュニケーション活性化と全社員が幸せを感じられる心理的安全性のある環境につなげます。
  4. 健康リテラシー向上
    社員一人一人が健康を自分ごとと捉え、一人一人が何ができるかを考え取り組むことで心身の健康につなげます。
    また、リテラシー向上の一つの機会として、社内の食環境を整えることにより食が健康に与える重要性を伝え、
    加えて、不規則なシフト勤務ならではの朝食の欠損を防ぎ、体調不良による当日休や病気休職者数減少につなげます。

推進目標と主な取り組み

JALナビアでは、JALグループ健康推進活動「JAL Wellness 2025」5つの重点⽬標である「⽣活習慣病」、「がん」、「メンタルヘルス」、「たばこ対策」、「⼥性の健康」を推進していきます。
また、社員の健康リテラシー向上のための施策を積極的に⾏っていきます。

〔2025年までの目標値〕
項目 2025年目標値
肥満率 15%
定期健康診断受診率 100%
特定健康診断受診率 80%
特定保健指導実施率 65%
ストレスチェック受診率 100%
高ストレス者割合 5%
喫煙率 男性 20%
女性 3%
婦人科検診 乳がん検診 70%
再検査 90%
子宮がん検診 60%
再検査 90%
女性のやせ(34歳以下) 20%
運動習慣 63%
適正体重維持率 80%

上記の目標値と合わせて、健康経営の目的である「社員の幸福と生産性向上」を実現するため、以下の項目の進捗も確認していきます。

  • アブセンティーイズム
  • プレゼンティーイズム
  • ワーク・エンゲイジメント

〔主な取り組み〕

健保組合主催の健康セミナーの受講
  1. 健康セミナー「運動」参加者:1011名
    社員アンケート 参加満足度:68.6%
  2. 歯科セミナー「その食べ方があなたの健康を左右する」
  3. たばこセミナー「タバコと健康についての理解を深める」
  4. 運動セミナー「座りすぎをやめれば健康寿命が延びる」
  5. 睡眠セミナー「スタンフォード式睡眠法」
  6. 女性の健康セミナー 参加者:16名
    「女性特有の不調~働きやすい環境つくり」
社員の健康リテラシー向上取り組み
  • e-learning
  • 管理職向けマインドフルネス研修 参加率:75%
  • ストレスマネジメントセミナー 参加率:100%
    受講後アンケートによると、セミナーで学んだ良質な睡眠、運動習慣、呼吸法などを日々の生活にも取り入れ、健康意識向上につながっています。
    社員アンケート参加満足度:93%
  • 女性の健康課題への取り組み「ルナルナオンライン診療プログラム」
    月経プログラム参加者 :6名 更年期プログラム参加者:20名
健康情報発信
各部Wellnessリーダーによる個々のメールでの発信に加え、社内イントラネットや口頭にて発信、共有も取り入れ、健康意識向上につなげています
  • 社内SNS登録者数: 873名
    (全社員共通コミュニケーションツール)
禁煙への取り組み
毎月22日「スワンスワンDAY」に禁煙促進の情報発信しています。毎月1回発信。
外部の従業員支援プログラム(EAP)導入
外部専門機関と提携し、こころやからだ、仕事や体調の悩みを持つ社員を、問題解決に導く相談体制を整備しています
  • EAP導入投資額:200万円
    利用実績:46名(2023年4月~9月実績)
健康になれる食環境づくり
多様な働き方にマッチした、栄養バランスの良いお弁当、サラダやフルーツなど、健康を意識した食事を提供する置き型食堂を設置し、社内の食環境を整えています。
  • 置き型食堂投資額: 400万円
    利用率: 43%(2023年9月現在)
Wellnessリーダーを中心とした健康イベント実施
  • 健康フェスタウォーキングキャンペーン
    2022年春 参加率:26% 2022年秋 参加率:72%
  • 椅子ヨガ 参加者:16名
  • イルミネーションウォーキング 参加者:35名
  • ママウォーク 参加者:10名
  • ヘッドマッサージ 参加者25名
  • プロギング 5回実施 参加者:55名
    ※ジョギングをしながらごみを拾う、健康増進目的と社会貢献を兼ねたSDGsスポーツ。
その他の取り組み
健康経営の取り組みに関するノウハウの提供などを通じて、弊社は取引先の健康経営の実践支援を行っています
  • 安全衛生・リスクマネジメント
    安全衛生委員会を毎月実施。社員会と経営層との協議の場を持ち、労働安全衛生管理活動を着実に実行し、職場の安全確保、労働災害の防止に努めています。
  2019年 2020年 2021年 2022年
労災発生件数 3 0 1 1

JALナビア ウェルネス推進体制 
「ウェルnavia」

健康経営を推進するための体制として2018年より「ウェルnavia」を設立し活動を展開中です。
健康経営責任者社長以下、健康経営担当役員を推進の総括とし、ウェルnavia事務局と連携しながら各部門のWellnessリーダーを中心に活動しています。
また、従業員組織と情報共有や協議の場を定期的に持ち、会社の健康経営を一緒に進めています。
その他にも、健康組合、JALウェルネス推進部と連携したウェルネス活動、健康リテラシー向上教育などを実施しています。

ESG経営

2022年より健康経営をJALナビアESG経営の取り組みとして位置づけました。

戦略マップ

数字で見るJALナビアの健康経営実績

項目 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2025年目標値※
肥満率 14% 15.5% 15.8% 17.3% 15%
定期健康診断受診率 94.8% 100% 100% 100% 100%
特定健康診断受診率 91.9% 91.1% 90.5% 96.7% 80%
特定保健指導実施率 78.1% 68.2% 74.5% 75.8% 65%
ストレスチェック受診率 98.5% 100% 100% 97.9% 100%
高ストレス者割合 11.5% 16.0% 18.9% 22.7% 5%
喫煙率 男性 27.1% 14.5% 20.6% 14.7% 20%
女性 5.9% 5.3% 4.7% 4.8% 3%
婦人科検診 乳がん検診 50.7% 71.6% 67% 67.8% 70%
再検査 - - 52.2% 67.2% 90%
子宮がん検診 35.3% 56.4% 57.8% 59.6% 60%
再検査 - - 55.3% 55.6% 90%
女性のやせ(34歳以下) 22.4% 23.4% 23.6% 24.1% 20%
運動習慣 22.2% 25% 37.3% 36% 63%
適正体重維持率 68.5% 66.4% 84.8% 65% 80%

※JALグループ全体での目標値

項目 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度※
アブセンティーズム
(体調不良による休業日数を従業員調査)
3日 4日 - 6日
プレゼンティーズム
(東大1項目版(SPQ)による従業員調査)
-25% -26% - -29%
ワーク・エンゲイジメント
(新職業性ストレスチェック簡易調査票による従業員調査)
2.4 2.4 - 2.4

※測定人数 961名、回答率 87.4%

AWARDS

2022年度経産省「健康経営優良法人認定制度」に認定 ※2018年から5年連続認定
令和4年東京都スポーツ推進企業認定取得

  • 健康経営優良法人
  • 東京都スポーツ推進企業2022 認定
  • 椅子ヨガ
  • イルミネーションウォーキング
  • プロギング